最近また村上ファンドがどーたらこーたらと話題になっている。

村上さんは一昔前に、会社は株主のものだという強い主張をもって色々とメディアで騒いでいた。まぁそれも戦略のうちなんだろう。

細かいことはいいとして、俺は昔投資銀行でバリュエーションをしていたから、よくコーポレートファイナンスの本を読んだし、所謂欧米的な会社論はかなり勉強した。

あまりにもそっちに触れすぎて、「会社は株主のもの」という主張は俺の中でもう当たり前になってしまい、むしろなぜ今さらそんなこと言っているんだろう、て感じに個人的にはなってしまう。

ただ、この感覚をもとに日本でビジネス、ファンドをやっているとやっぱり痛い目にあうんだろう。

 

日本はコーポレートファイナンスのことをわかっている経営者なんてほんとに数えるほどしかいないし、そういうことをわかっているのは結局MBAでて外銀かコンサルかファンドにいくから、外野連中だけになる。

経営者は経営者で日本的な経営の概念を守ってやっていくし、コーポレートファイナンスをかじって我が物顔で「日本は欧米に比べて遅れている、もっと株主主体の経営をすべき」とわめくのは基本的に外野連中で、結局対立構造が出来る。

中には意思疎通が図れている会社もあるが、ほとんどは対立してしまうし、また、世論は基本的に経営者の味方なので、外野連中はますます騒ぎ立てるしかなくなる。

 

当たり前だが、経営なんてものには答えはなく、どちらが優れているのかは、時代時代で異なってくる。昔は日本的経営が欧米に比べてものすごく上手くいったので、欧米も日本を習え、トヨタを習えだったが、今は今度は欧米に遅れている(考え方が違う)ことに危機感をもつグローバルスタンダード教の連中がやれ日本は海外に出ろ、海外を見ろ、なんやかんやと騒ぎ立てる。

ただ、株という意味で行くと、日本ではコーポレートファイナンスを基軸としたバリュエーション主体の株式投資は俺の経験上かなりきつい。というか無理だ。

理由はやっぱり、日本で株式を取引きしている投資家のベースに、こういうものがなくて、特殊な人たちしか共通見解として持っていないからだと思う。

 

バリュー投資も日本はクセがある。欧米のようにEBITDA主体で考えるより、売上高や営業利益主体で考えたほうがバリュエーションとしてしっくりくることが多いし、そういうクセを見抜いてやればいい感じに投資できるのかもしれない。

 

外野連中も、もっとうまく立ち振る舞うべきだと思う。日本には日本のクセがあるんだから、そのくせを活かしながら、グローバルスタンダード基軸に新しい日本のスタンダードを作らないと。対立して、メディアに敵対されて、お上に目を付けられて、それで潰されるを繰り返していては、結局何も変わらないし、本末転倒だと思うんだがな。

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