未だに、人に会うたびにあまり自分が「ファンドのトレーダーだ」ということは言いたくない。

大体、仕事は何しているのかと聞かれると、「金融です」と答えてしまう。

別に、トレーダーであることが恥ずかしいとかでは全くない。だが、トレーダーと言ってしまうと、大体の人間の反応が気に入らないから言わないことにしている。

 

トレーダーですというと、大抵の人間は、「へぇー、勝ってるの?勝ってるんだったら勝ち方教えてよーw」みたいな態度をとってくる。

まるで俺が必勝法を知っていて、それさえ知れば自分も勝てるし、楽してお小遣い稼げるから教えてよと言わんばかりの態度だ。もっというと、このセリフから、「トレードは楽して儲けることが出来るお小遣い稼ぎの手段」という偏見がひしひしと俺には伝わってくるのだ。

こういうのにいちいちいらいらしていては身が持たない。なので、俺は基本的に金融ということにしている。最悪、「ポートフォリオマネージャー」というわけのわからない単語を使って幻惑することで、難を逃れている。

 

だが、多分世界中がそうなんだろうが、トレーディングという商売に対する偏見が大きすぎる。トレーディングというのは最も原始的な商売の形態の一つであり、金融商品のトレーディングというのは、そのお金のやりとりのみを純粋に抜き取っている特殊な形はしているが、立派なビジネスの一つなのである。

おっさんがひまつぶしに競馬や競艇や宝くじを買うのとはわけが違う。

大きな違いは期待値がプラスに持っていけるかどうかだ。勿論競馬には期待値がプラスに持っていけるオッズ工学システムみたいなのが本当はあるらしいが、ひまつぶしにやっているギャンブルはほとんどが期待値マイナスだ。その時点でビジネスとしては破綻している。

そして、ほとんどの参加者の期待値がマイナスな中、自分の期待値をプラスで堅持するということは、決して、「楽」ではないし、「簡単に再現」出来る類のものではない。

むしろ、何も考えずに明日からデイトレードで月間プラスに持っていけるルールがあるなら教えてほしいくらいだ。いくらでもだしてやるよ。

 

俺だってそうだが、何も考えず淡々とルール通りにってのは眉唾だ。淡々とルール通りってのはそうかもしれんが、常に考えてるし、「何も考えず、楽して」とはわけが違う。当たり前だろ。相場は毎日違うんだから、何も考えないで利益を搾取できるわけがない。

 

様々なストレスと戦い、日々頭をフル回転させ、ぎりぎりの所でお金を稼いでいって、最終的に世間から得られる評価が「必勝法を見つけて楽して稼いでいる浮世者」なんだったら、いっそもう隠しておこうと思うわけだ。

だから、俺がトレーダーだというのは、実はごく親しいものと、ビジネスパートナーしか知らない。

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