昔、何の本で読んだか忘れたが、とても感銘に残った言葉がある。

それは、「トレードというのは、グレーゾーンでの取引の連続だ」という言葉だ。

原文とは少し違うと思うが、トレードの世界では何もルールブックはない。このようにやれば正解、このようにやれば不正解、というものがないし、確実性のあるものが何もない。

フィボナッチにしろ、必ず38.2や61.8%ぴったりでとまるわけではない。どの数字でとまるかもわからないし、とまらないかもしれない。それに、実際は38.2から誤差が勿論あるので、かならずぴったりフィボナッチの数字でとまりはしない。目安であり、確実なものではない。

パターンだってそうだ。wtopやフラッグなど、様々なパターンがるが、どれも数字で確実に定義できるものではない。似たパターンが良く出ることは確かだが、毎回似ているだけであって、全く同じものが出現するということではない。

ローソク足の形だってそう。Pinバーやそういう類の足が全て同じ形をしているわけではない。結局、見た感じ似ていたらそのように扱うし、似ていなかったら違うもの。数学的な定義はどうしてもできない。

 

トレードの世界で白と黒がはっきりするなら、みんな白についてしまい、トレードというビジネスが成り立たなくなる。トレードの世界は、常にグレーゾーンだ。結果は必ず白か黒かはっきりするが、トレードをしているときは、常にグレーゾーンの中に我々はいる。

だからこそ、グレーゾーンをクリアにする努力をする必要はないのだ。数学的に全て定義する必要もない。自分の中のルールで、似た動き、似たパターンは全て同じように扱えばいい。

正解を出す必要はない。70%の答えでいい。それが白か黒かは結果でしかわからない。だが、自分ができるのは、70%の答えを出すところまでなんだ。

そう気づくことができたのは、なんでもしっかりと定義したがっていた時に、グレーゾーンの話を読んだからだと思う。

 

俺は、だからこそストップを建値にすぐに上げる。これが、俺の中の生命線になっている。日々の俺のトレードは地味だ。一つ一つだと30pips取れればいい方で、それ以外は引き分けばかりのトレードだ。

ストップを引き上げたからこそ取れなかったトレードも勿論ある。だが、それは結局結果でしかない。グレーゾーンの中では、そのポジションを建値で切っておいた方が良かったのか、切らなかった方が良かったのか、だれにも分からない。

そして、今までの検証の結果、俺はトータルでみると絶対に建値に上げておいた方が期待値が良くなると知っている。だから期待値を常にあげる。グレーゾーンの中でできるのは、70%正解の行動をすることだけだからだ。

 

人によっては、俺とは違うトレードをしたいと思うだろう。もっとがっつり100pips狙いたかったり、もっと小さい利益でもいいからスキャルピングで一日に何度もトレードしたかったり。それはそれでいいんだ。どれも間違いではないし、どれも正解ではない。

70%の答えはそこらに転がっている。俺の答えもその一つだ。100pips狙う奴の答えもその70%の一つだろうし、だれの答えもそうだ。100%白のやつはいない。そんな方法はない。あればトレードが成り立たないからだ。すべての手法がグレーゾーンだからこそ、トレードは成り立つ。

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