「経済の歴史は、真実ではない嘘と偽りに基づいた終わりなき一連のエピソードである。そして、これは大金への道でもある。我々の目的は、誤った前提に基づいたトレンドを見分け、そのトレンドに乗り、皆が疑問を抱く前にそこから飛び降りることである。」

これは、俺が尊敬するジョージ・ソロスの言葉である。

日経平均が17000円割れて、一旦セリングクライマックスになるんだと個人的には考えている。だが、アベノミクスを起点とした今までのマーケットのトレンドもまた、この誤った前提に基づいたトレンドなのだろうかと考えると悲しくなる。

金融緩和を行い、円安の補助と長期金利の上昇防止は、輸出企業の増益を補助する役目にはなるし、銀行が民間に貸し出せるカネの量の増加を補助することに繋がる。

そして、政府の金融政策というのは結局できるのはここまでである。政府は、その後実際に設備投資等も増え、増益に伴って新たな雇用の創出と、賃金の恒常的な増加、そしてその増加に伴う個人消費の増加からの景気の向上が実現し、それがいいサイクルになっていくことをもくろんだのだが、それを可能にするのは結局民間努力と運が大切になる。

俺は経済評論家でもないし政治評論家でもないので、別にアベノミクスが成功か失敗かという話をしたいのではない。個人的には、少額にしろ賃金の増加というところまでは何とか達成が出来たと思う。だが、その後の個人消費の増加が理想的な段階まで進んだのかどうかは分からない。

そして、日経平均が17000円割れていき、これから一年以内に、また「大体これくらい」というマーケットのコンセンサスができるんだろう。それがいくらになるかは知らないが、前年の一番高かった段階で落ち着かなければ、やはり今までのトレンドはジョージソロスの言葉通りの意味合いになってしまうのだろう。

 

ファンダメンタルズを取り入れた中長期トレードも考えるが、俺が基本的にテクニカルオンリーをメインにしているのは、ファンダメンタルズをメインにしたトレンド把握にある種の空しさを常に感じてしまうからというのもあるかもしれない。

自分が考えているファンダメンタルズは、結局真実に支えられたことではなく、それはコンセンサスが誤った前提に基づいた誤りが是正されるまでの物語をみつけるための理由づけにすぎないということ。

その自分のファンダメンタルズ勘が鋭くなればなるほど、当たれば当たるほど、世の中に対する悲しさが大きくなってしまう。ソロスの錬金術でもそうだが、ソロス自身も、利益を増やすために予想は当たってほしいが、世の中が良くなるためには自分の予想が当たってほしくないという苦悩をよく持ち合わせていたことがうかがえる。

たとえばサブプライムショックを事前にモデルで予想できていたレイ・ダリオ氏も、できれば当たってほしくないという苦悩をもっていただろう。そういったトレーダーの苦悩は、この前フランスで見た、「The Big Short」でもうかがえるはずだ。(この映画はトレーダーにはおススメ)

なんか、日々のトレードにそういう空しさを感じたくないというのがあるんだよな。だからテクニカル・値動きオンリーでやっていきたいんだが、まだ大丈夫だが動かすカネの量がでかくなればなるほど、ファンダメンタルズを取り入れざるを得なくなる。

まぁ、土曜日のネタがないのでボヤキになった。気にしないでくれ。

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