少し今日は真面目なファンダメンタルズ分析でもしてみようかと思う。

リーマンショックまでの世界では、世界において信用の拡大が起こり続けていた。しかし、信用の拡大と収縮はサイクルであり、いずれは金融危機のようなドラスティックな着陸か、No成長を長期間続ける緩やかな着陸をするかしなければ持続的に信用を拡大しながら経済成長を促すことは出来ない。

その最終的な発端となったのがサブプライムローンに代表される、世界中にばらまかれた証券化商品の破たんである。これによって世界が積み上げてきた信用の収縮局面に強制的に世界が突入することとなった。

ただ、勿論世界は経済成長をやめたわけではなく、米国等の先進国ではQEをどんどん行ってとにかく市中にある収入と支出の割合を変えることに成功し、この信用収縮局面を低空飛行で切り抜けつつ、新たな中国をはじめとする新興国が信用の拡大を行っていくことによって、再度世界は経済成長の波に乗ることが出来てきていた。

 

つまり、リーマンショック以前では先進国が率先して信用を拡大していたのだが、それ以降はその主役が中国等の新興国にとってかわられてきたのである。

だが、勿論信用の拡大がくれば収縮が来る。その発端となったのがドル高である。

ドル高となれば、新興国の対外債務の負担は相対的に増加する。新興国内の経済成長が従来通り力強いものであればその限りでもなかったが、原油安や種々の指標に代表される通り、中国をはじめとする新興国の経済成長は鈍化している。

原油安がこれほどまでに進んだのは、結局のところ需給ギャップに他ならない。いままで鬼の勢いで経済成長を重ねていた新興国だが、ここにきて需要に陰りが出てきてしまった。

そして、米国の金融政策のたまものとマーケットのセンチメントによって現実となったドル高が、さらに新興国の債務事情を圧迫する形となった。

そして、人民元安、中国マーケットの一時的なショックが起こり、年初からのマーケットの下落は記憶に新しい。

 

まだ中国も頑張るだろうし、世界経済がほぼ新興国頼みの分、まだまだ世界はこの時点での信用収縮へのサイクル転換を許しはしないだろう。だが、もし更なる引き金が新興国周辺で引かれれば、いつでも第二のリーマンショックが起きる可能性はある。

個人的には、アジア危機、リーマンショックと10年のサイクルで進んできたものは、再度10年のサイクルで来ると考え、2018年頃を予想しているのだが、どうなるかは勿論わからない。

ただ、現在のマーケットの状況はリーマンショックの時のパリバショック以降の雰囲気をほうふつとさせる。ロングオンリーの投資家も、そういった雰囲気は感じておき、いつでも流動性があり逃げられる資産にリスクを移していくことを個人的にはお勧めする。

 

と、まじめにマクロ分析をしてみた。だからといって日々のトレードに応用はほとんどできない。(短期トレードだからな)

ただ、頭の体操に考えるのはありだなと思う。

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