さて、ヘッジファンドに無事就職できたとして、いいところと悪いところを上げて、このシリーズの一旦のしめくくりとしたい。(今後こういった業界情報も気が向いたら話して行こうと思う)

まず、いいところとして、「ほとんどの時間をトレードに使うことができ、ほとんど個人事業主のように働くことができること」、「成果をあげればあげるほど、見合った報酬を得ることができること」が挙げられる。

普通投資銀行に勤めていれば、自分の本業とは違う雑務だったり、周辺業務に結構時間を取られ、本業のことをフル回転で一日中考えることができるっていう環境はない。

トレーダーでも、やっぱり自分のトレーディングから離れたことを考える必要が結構出てくる。
だが、ヘッジファンドのマネージャーになれば、周辺作業は、ほぼないといっていい。

自分の仕事の時間を全てトレードに充てることができる。これは一見ありそうで、けっこうない環境なんだ。

ほぼ個人投資家のように最先端の環境でトレードに集中できる。これはどう考えても大きなメリットだろう。

そして、言うまでもなく報酬だ。ヘッジファンドの業界は、2.20ルールという、管理報酬2%、成功報酬20%という伝統的な報酬体系がある。(実のところ、昨今はこの報酬体系は少し変わってきており、管理報酬を0にして成功報酬をあげるところが増えているのだが、、)

そして、オフィス賃料、ネットやbloomberg、日経クイックなどの設備、バックオフィスの人件費以外はほぼ利益と考えていいので、そりゃ、マネージャーのボーナスも成功すれば投資銀行のそれとはくらべものにならない。

リーマン後の今、投資銀行で年収1億なんてのは、かなり夢物語になった。だが、ヘッジファンドなら、まだ若くしてその収入にありつけるチャンスが、かろうじて残っている。

では、次に悪いところだ。

それは、「トラックレコードなしに首になったときどうしようもないこと」と、「比べ物にならない莫大なプレッシャー」だろう。

自分のトレードが未熟なままポジションを持ってしまい、鳴かず飛ばずの成績で右往左往していれば、首になったときつらい。

大きく儲けなくてもいいが、損ばかりするプレイヤーはさすがに生き残ってはいけない。
そういう意味で、最初の1,2年はかなり重要になる。そして、ここで落ちこぼれてしまえば、そこからの人生は相当辛いものになるといわざるを得ない。

そして、プレッシャーだが、これは半端がない。
当たり前だが、自分が負けても誰も助けてはくれない。
勝てば大きな報酬が得られる代わりに、全て自己責任だ。
勿論ベースサラリーももらえるが、ボーナスと比べるとスズメの涙であり、稼がなければいけないというプレッシャーはそりゃ相当なものがある。

まぁ、こういういいところ悪いところひっくるめて、挑戦する価値はある業界だろうと個人的には思っている。
是非、このサイトを読んでいる学生諸君は自分の将来の一候補として考えてくれると、業界も活性化してよくなるだろう。

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