後知恵ってのは、人間の習性でもあるが、トレーダーにとってはかなり怖いものである。

例えば、チャートパターン。
後でみると明瞭なチャートパターンなのに、その時にはそれを判別できない、寧ろま反対の方向に考えてしまう。

例えば、ファンダメンタルズ。
後で考えると、そりゃ論理的に考えてそうだよね、となるのに、その時はそれが正しいと信じ込んでしまう。

そして、これらに共通するのが、その結果が分かった状態で振り返ると、「何故気づかなかったのか不思議なほどに」明瞭で当たり前のことに思えてしまう点だ。

だが、これは実際には、その時には気づくことが不可能なものである場合が多い。

たとえば、太平洋戦争に関する書物をみると、大抵、「無謀な大戦であったことは明らかなのに進んでしまった過去の過ちを、反省しなければならない」とある。

だが、これを「無謀な大戦」と評価できるのは、我々が現代に生きており、結果を知っているからこその後知恵バイアスが働いているからに他ならない。

勿論、一部の賢い人間にはこの未来が当時から予想可能だったのかもしれない。だが、当時大部分の人間が今の未来を予想できなかったことは確かだ。

このように、結果を知る前と後では、かなり慎重に分析しなければ、ただ、「後知恵に基づいた意味のない反省」を得るだけになってしまう。

トレードにおいて、事後分析は絶対的に重要だが、その事後分析において、「なぜその当時気づけなかったか、当時どのようにすれば気づけていたのか、もしくは不可能だったか」を敗北トレードで、そして、「当時なぜ自分は気づけたのか」を勝利トレードで分析していくことを、徹底して意識することで、このバイアスから抜け出すことができる。

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