アルファは見つけるのが難しいと思われがちだが、実は簡単にみつかるものもある。

例えば、全上場企業の全ての割安指標と投資資金回収指標それぞれでスコアリングして、合成したものをさらにスコアリングしてランク付けをする。(詳しい指標名はここでは明かさない)

その上位1%を年初に全て当金額ずつロングして、同金額TOPIX先物でヘッジをすると、2008年を含めたこの十年で年平均リターン20%を叩きだす。

これは、コストを勘案したとしても、かなり素晴らしいアルファだと言える。

実は、こういうものは結構あったりする。そして、こういうアルファに気づいている人は一定数いる。

だが、このアルファは消えない。それは何故か?

それは、相場参加者それぞれの環境制限による、「わかっていてもアルファをとりにいくことができない」状況が存在するからだ。

上の例で行けば、まず、ブルームバーグ端末と結構なマシンパワーがなければ、全上場企業に対するスコアリングはできない。

さらにそれをバックテストするとなると、相当な時間がかかる。
この時点で、「個人投資家」には相当な負担がかかる。

では機関投資家はどうかというと、今度はその上位1%の銘柄群に問題が出てくる。

つまり、かなり小型の企業が多いわけだ。こうなると、100億以上のまとまった額のファンドだと、そもそも時価総額が小さすぎて、マーケットインパクトを考えるとリターンが大きく変わってしまう。

逆に、個人ががんばってデータダウンロードできたとしても、単元を考えると、レバレッジかけずにやることを考えると最低5千万以上の資金が必要になる。そして、最大でも10億くらいだろう。それ以上は流動性的に不可能になる。

つまり、ブルームバーグ端末と、ある程度のマシンパワーを用意できる、1億円から10億円程度を投資資金に回せる、個人のみがこのアルファを享受できるというわけだ。

こういう人種ってのはかなり少ない。なので、ここらへんががんばってこのルールにのっとってアルファを取りに行っても、消えるだけのインパクトがないから、残り続けるというわけだ。

面白いだろ?
だが、非効率性がアルファの源泉なので、どうしてもマーケット以外に起因する制約条件が源泉の非効率性からきたアルファってのは、ゲームチェンジが起きない限りかなり残りやすいわけだ。

ランキングポチは必ず頼むぞ。読み逃げは厳禁だ。

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村

売買ルールを手に入れたいなら、、、
動画講座はこちら
売買ルールの実践練習に、、、
チャートブックはこちら