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さて、昨日の続きで、今回は具体的な経済アドバイザーの面々を追っていくことで、この構造的な変化の可能性を見ていきたい。

 

11月11日に新政権移行チームや、スタッフが発表されたが、8月に発表された経済アドバイザーも含めて、今回の重要なカギを握る人物が、以下の2名。

 

David Malpassと、Judy Sheltonだ。

 

まず、David Malpass。

 

彼はいわゆる共和党的な、”小さな政府”の信奉者で、官僚主義、官僚支配に否定的だ。

 

そして同時に、低金利政策、量的金融緩和に対し、かなり否定的な意見を持つ。
このような緩和的な政策が原因となって、政府を肥大化させ、民間投資を抑制し、中間所得層に打撃を与えてきた、という考え方だ。

 

彼は、減税、規制緩和、に前向きである。

 

そして、もう一人がJudy Shelton。

 

彼女は、自由主義系のシンクタンク、”Atlas Network”のフェローだ。
そして、彼女はいわゆる、”オーストリア流学派”でもある。

 

彼女は金融政策においては完全なタカ派で、低金利、為替操作は不公正なものだと考えている。

 

さて、彼らの存在の何が問題なのか?

 

それは、今までFRBが取ってきた金融政策に対して真逆の考え方であり、もし彼らを擁する次期トランプ政権が掲げる考え方にFRBが傾倒せざるを得ない状況になった時、金融政策という枠組みが大きく姿を変える可能性が出てくるからだ。

 

イエレンさんはもちろんのこと、バーナンキ氏も、はたまた黒田総裁も、所謂ケインジアン的な思考の持ち主だ。

 

それは、分かりやすく下品な言葉で表すと、「民間はバカだから、官僚エリートが管理してあげなければならない」という考え方にほかならない。

 

だから、彼らは、銀行等の規制を大きく強化する一方で、金融緩和をじゃぶじゃぶ行い、民間を管理しながら政府主導で景気の浮揚を図ったわけだ。

 

だが、今回のトランプ政権におけるアドバイザーの面々の考え方は180°違う。

 

彼らの考え方は、「官僚はバカなんだから、全部民間に任せときゃうまくいくんだよ」というものだ。

 

なので、彼らは銀行等の規制を大幅に緩和し、民の力を発揮させ、一方で金融緩和などはやめて、減税をし、なるべく政府の干渉を減らしていく、ということで景気の浮揚を図ろうとしている。

 

なんか、別に大層なことではないと思うかもしれない。

 

だが、ケインズ派とオーストリア派の戦いは、実は長きにわたって、「ケインズとハイエクの戦い」として知られてきた。(ハイエクとはオーストリア学派の代表的存在)

 

ルーズベルトのニューディール政策以降、40年にわたって主流派だったケインズが、1980年代に入ってレーガン・サッチャーの掲げる新自由主義においてオーストリア流についに主流派を奪われ、再度2000年代にケインズ派が復活し、以降今まで世界の主流派はケインズであった。

 

つまり、この約20年間続いたケインズ時代が終わり、再度オーストリア流が復活するそんな転換期に今我々は立っている可能性が高いのだ。

 

FRBに対して、どの程度強硬策を次期政権が取れるのかは定かではないが、もしオーストリア的な考え方に傾いた場合、大きなドル高は、構造的なものとなるだろう。

 

つまり、今のペースでは考えられないペースで金利が引き上げられていく可能性が高まるということだ。

 

20年の長きにわたった世界の緩和戦争が、構造的に終結していくきっかけがあるとすれば、それは前回の利上げ時ではない。

 

前回は金融正常化という名目のもと、しぶしぶ引き上げられた利上げだ。だから、二回目の利上げですらイエレンさんはここまでしぶってきたわけだ。

 

だが、それがオーストリア的な考え方にとってかわられれば、別次元のペースで利上げが進んでいくだろう。
それこそが、構造的な緩和戦争の終結のベルになりえるものなのだ。

 

勿論、今はまだ、憶測の域をでないが、そうなると、とりあえず構造的にドル高が進んでいくことになるだろう。まさにレーガン政権時代の初期と同様に。

 

では、それ以降はどうなるのか。今回は共和党政権下のドル安のアノマリーは起こり得ないのか。

 

そこで次回は締めとして、プラザ合意とトランプの奇妙な偶然を見ていきたいと思う。

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