国井善弥氏という天才武術家が昔存在した。
といっても、そこまで昔ではない。

 

彼は、鹿島神流第18代宗家であり、生涯他流試合無敗で「今武蔵」と呼ばれた男だ。

 

その中でも、最も有名な逸話は、GHQの米海兵隊の銃剣術教官との試合で、完封勝利したことであろう。

 

彼に興味がある人は是非調べてみると面白いと思うのだが、その中でも特筆すべきエピソードとして、彼と彼の師の間で行われた、独特の鍛錬法がある。

 

彼は、佐々木正之進という武術家の内弟子となり、修行を行った。
内弟子となった翌日から、「何を持って来い、何もついでに。」と奇妙奇天烈な指示を出されるようになった。

 

これは、師がその時求めていることを察知する稽古であり、実践において、相手が次にどのような攻撃をしかけたいのか、先の先をとるための稽古であったのだろう。

 

師の指示は次第に抽象度を増していき、「何を何して、何は何々」といった具合になっていったが、国井氏はかなりの確率で師匠の意をくみとれたという。

 

国井氏は、師匠の立場になって「何」を推測し、それを用意することが出来るようになっていた。

 

「人は当たり前のことしかしない。たとえば、外出なら上着が必要かもしれないし、テーブルにつけば新聞を読むかもしれない。畢竟、人の行動は限られている。」

 

師匠である佐々木正之進はこのように国井氏に語ったという。「よいか、目に見えぬ世界を見、耳に聞こえない音を聴かずして、武道などはできもせぬ。」

 

今はアルゴリズムも増え、マーケットの裏にはいろいろな参加者がいるが、マーケットで利益を得る本質は、まさに佐々木正之進の語った上の言葉に集約されているような気がする。

 

師匠はもちろん、これを体現していた国井氏もまた、若し相場師になっていればとても優秀な相場師になっていたに違いない。

 

この境地に俺も至りたいものだけど、、、まぁむりですわまだまだ。

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