将棋界の誰もが知る大名人といえば、羽生善治氏だろう。

 

将棋は運の要素が少なく、その意味ではマーケットと少し違った面もあるが、戦略的思考を常にめぐらせながら勝利を求める姿勢は大きくトレーディングと通じる。

 

方法論としてのトレーディング手法は、その奥にある考え方、なぜそこにアルファがあるのかという考察なしには無意味であるとは前から何度も述べているが、方法論とは別に、思考法というか、心構えというか、そういったレベルにおいて将棋やマージャン、ポーカーなどの名士の考え方は、普遍的にトレーダー各人にとって有益であると言える。

 

その中でもトップ中のトップ、羽生善治氏の勝負に対する心構え、考え方は勿論金言である。

 

今日と明日で、少し彼の言葉の中で印象的なものを見ていきたい。

 

まずは、彼の著作の題名にある「直感力」。直感の投資における重要性は、トレードを重ねるうちに気づいていくものだろう。

 

彼は、直感をこう表現している。

 

「論理的思考の蓄積が、思考スピードを速め、直感を導いてくれる。直感は、本当になにもないところから湧き出てくるわけではない。
考えて考えて、あれこれ模索した経験を前提として蓄積させておかねばならない。また、経験から直感を導き出す訓練を、日常生活の中でも行う必要がある。
もがき、努力したすべての経験をいわば土壌として、そこからある瞬間、生み出されるものが直感なのだ。
それがほとんど無意識の中で行われるようになり、どこまでそれを意図的に行なっているのか本人にもわからないようになれば、直感が板についてきたといえるだろう。」

 

これは、個人的な実感としてもまさに共感できる一文だ。

 

トレードも、そのマーケットでの経験がないうちに直感なんてものは働かない。

 

そして、直感とはいいつつも、あとでちゃんと見返すと論理展開に無理な飛躍がないことが多い。(エントリールール、エグジットルールにおける論理展開という意味で)

 

無意識の中で行われる膨大な論理思考と経験の組み合わせの末に手に入れた結論が直感なのだろう。

 

だからこそ、敏腕のトレーダーの直感は、あまり外れることがない。

 

直感を手に入れるのに、近道はないというわけだ。

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