昨日も紹介したが、今日も羽生さんの考え方から、トレーダーに役立つ考え方を一つ。

 

この言葉を見た時は、結構カルチャーショックだったことを覚えている。

 

それは、「得意な形に逃げない」というものだ。

 

「いつも、「自分の得意な形に逃げない」ことを心がけている。
戦型や定跡の重んじられる将棋という勝負の世界。自分の得意な形にもっていけば当然ラクであるし、私にもラクをしたいという気持ちはある。
しかし、それを続けてばかりいると飽きがきて、息苦しくなってしまう。アイデアも限られ、世界が狭くなってしまうのだ。
人は慣性の法則に従いやすい。新しいことなどしないでいたほうがラクだから、放っておくと、ついそのまま何もしないほうへと流れてしまう。
意識的に、新しいことを試みていかないといけないと思う。」

 

基本的にトレードというのは、自分の得意な形というか、自分が期待値が高いと考えたポジションに対して繰り返しベットしていくという行為だ。

 

そして、俺はずっと、本質的に「分からないところはやらず、自分の得意な相場で勝負する」のが王道だと考えてきた。

 

ただ、ファンドでお客様の大切なお金を運用させてもらっている以上、そして管理報酬を取っている以上、なるべくどんなマーケットでも収益機会を見出さなければならない。

 

そのために必要なことは、「戦略の分散」であり、「あらゆるマーケットにおいて、トータルで勝つ。どんな時もなにがしかの自分の得意な形にポジションを持っていく」ことだと考えた。

 

それはそれで間違っていない。ただ、最近は、それだけではいけないとも感じてきた。

 

マーケットは常に変化する。なので、昨日アルファがあった戦略は今日はないかもしれない。

 

得意な形ばかりでやっていれば、トレードは、そのアイディアの出し方から、実際の分析、ポジションテイク、エグジットまで一連の作業になってしまう。

 

そして、それに慣れてしまうと、本当は他にもっとアルファがある戦略が生まれているのにもかかわらず、そこに対する敏感さというか、より大きなリターンを追い求める姿勢が失われてしまう。

 

それが続けば、いずれ機会損失というだけでなく、本当にアルファ自体が全ての戦略においてなくなっていく可能性がある。

 

この羽生さんの言葉は、ものすごく耳が痛いが、本当に本質をついている。

 

羽生さんのような天才ですら、勝利のために常に模索を続けている。

 

我々のような凡人のトレーダーであるならば、彼らに勝ちたいのであれば、このような考え方はむしろ最低限の必要条件なんだ、と俺は思う。

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