さて、今回はレパトリエ―ション、通称レパトリについて、話をしていこう。

 

レパトリとは、海外に投資した資金を、本国に還流させることを言う。

 

例えば、日本の機関投資家は、2月の米国債利払いで得た受取利息を、3月末決算を前に円に換えて、本国である日本に送金する。

 

なので、2月から3月にかけては、円買い需要が増え、円高が進行することが多いと言われる。これは、典型的なレパトリだ。

 

他にも、2009年前半、金融危機直後にもかかわらず、ドル高が進んだ時期があった。

 

普通に考えれば、リーマンショックの原因は米国にあるのだから、ドルは安くなってしかるべきだろう。当然米国が一気に金融緩和に踏み入ったわけで、内外金利差を考えれば、ドル安に進むはず、と考えられる。

 

だが、この時にドル高が進んだ背景として、レパトリの存在がある。

 

つまり、米国の金融機関や投資家が、手元資金を確保するために、海外に投資した資金をドルに換え、本国に戻す動きがあったわけだ。

 

レパトリは、この時の例でみられるように、特殊要因ながら、相場の方向に大きく影響を与えることもあるので、注意が必要となる。

 

基本的に為替相場は、マクロの集約となっている場だ。そこで起こっていることを正しく理解していくために、多面的な視点から相場をみていく基礎知識の一つとして、レパトリを覚えておいてほしい。

 

では、次回はこのシリーズの最後として、プロクシー・トレードについて、話をしていこうと思う。

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