集合知という概念がある。

 

一つ一つの正解率が53%、というようなモデルでも、それが互いに独立なとき、大量のそういったモデルの多数決を取れば、正解率は99%に近づいていくというものだ。

 

所謂機械学習のスタッキングや、アンサンブル学習というのはこういった考え方がベースとなっている。

 

ただ、ここでポイントなのは、「一つ一つの正解率が高く」「互いに独立」でなければ、集合”知”とはならないというところだ。

 

独立でないという条件は、まぁ別に99%にはならないだけで、ある程度独立であれば正解率は向上していくのだが、問題はこの「一つ一つの正解率が高い」という条件が崩れた場合。

 

これは、むしろ集合”愚”となり、どんどん悪い結果へとつながっていってしまう。

 

さて、基本的に民主主義というのは、ある意味集合知を基本にしているといっていい。

 

一人ひとりが”ある程度”正しく、かつ独立しているならば、その民衆が多数決で決めたことはかなり「正しい」というわけだ。

 

さて、所詮皆がえる情報や、考え方などは、ある程度偏ってしまうのは致し方ない。ゴミメディアはゴミとはいえ、別に世の中に10000社もメディアがない以上、結局ほとんどのテレビや新聞を情報ソースにしている人間は、その限られたゴミメディアの情報から判断するわけで、それはある程度考え方などに影響しているだろう。

 

右寄りだったり左寄りだったりなどの思想も、当然ある程度バイアスがかかっている。

 

だが、重要なのは、この「独立性」ではなく、「一人一人が本当にある程度正しい判断が出来るのか」というところだというのは先に説明した通り。

 

そもそも世の中は単純ではないので、決定論的に「これが正しい」ということはできない。思想、立場、環境で全ての善悪が逆転するのが人間社会であり、世界である。だからこそ我々が拠り所にできるのは、自分の築き上げてきた知識であり、信念であり、倫理しかない。

 

さて、世の中に絶対の正しさがない以上、何がその代替の指標となり得るのだろうか。経済だろうか。寿命だろうか。治安だろうか。

 

例えば米国と日本を比べると、殺人発生率は米国が2015年、10万人当たり4.88人に対して、日本は0.31人とのこと。この3年間のgdp成長率の平均は、米国が2.197%に対して、日本は0.847%だった。

 

これをみると、日本人は米国人に比べ、全体として経済に疎く、治安意識が高いということか。そもそも経済や治安は政治に依る部分があるのだろうか。どうなれば人はより幸せになるのだろうか。

 

こういった話題には答えがない。だが、我々のトレーディングにおいては、最適化すべき答えがある。それはある人にはシャープレシオかもしれないし、ある人には最大リターンかもしれない。

 

それに対して、ある程度の正しさを持つモデルを複数持つことで、よりあなたのトレード成績は向上していく。だからこそ、戦略分散が必要になるということになる。

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