例えば、目に見えているのに拾えないアルファというのは、本当に存在する。

 

クォンツマネージャーにとっては使い古されたある手法に対し、全くなんの工夫をすることもなく(実際はこの工夫の部分で、実運用に足るアルファ獲得を目指すことになるのだが)、実は全銘柄対象にモデルを組むだけで、システム上年間リターンを10~20%得ることが出来る。

 

さて、では何故これは拾えないアルファなのだろうか。

 

答えはとても単純だ。マーケットインパクトがそれを許さないからだ。

 

どういうことかというと、全銘柄でやっていると、例えばショートできない銘柄が入っていたり、例えば流動性が極端に低い銘柄が入っていたり、、ということが起こる。

 

さらに、別に流動性をそこまで気にしないとしても、月次リバランスで100億のファンドをやるとして、片側100銘柄であれば、1銘柄あたり1億等ウェイトなら突っ込まなくてはいけない。

 

そして、マーケットインパクトを極力出さないためには、一日の売買代金のできれば1%以内に抑えたい。5%いくとなかなか厳しい。

 

となると、ユニバースを例えば上位500とか1000とかにしなければならないが、単純に適用すると必ずほぼアルファはなくなる。ここからが腕の見せ所、ということになる。

 

では1億円など少額ならこれは拾えるのだろうか?1億円に絞ったとしても、単元の問題、信用の問題など、まだまだ色々と解決する必要のある問題が出てくるが、当然それを解決するのは上の問題を解決するのに比べると容易であることは間違いない。

 

上は一例だが、このように、自分の置かれている環境、特にアセットサイズ、許容リスクによって、目に見えていてもとれないアルファは必ずある。

 

ただ、個人投資家は個人投資家で、特にデータの取得や、情報の取得、システム構築の難易度、初期資金等、機関にはない拘束があるのも事実。

 

上にあるような、目に見えているのに取れないかつ、自分の立場ではとれる、というようなアルファを探し、そこにベットしていくのが最も効率のよいトレード戦略だ。

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