今回はトレンドの出ている爆益相場で簡単に利益を残すには、これだけ守ればOKってことをまとめます。
まずは前回出した、この動画。逆張りだってちゃんと利益が取れます!ってことで、利益は取れるは取れるんですが、弊害もあります。
FXトレンドに逆らって逆張りをしたエントリーポイント
まずはどこの相場について話すのか、ということですが、これはポンド円1時間足チャートと5分足チャートです。
ここで売りエントリーして30pipsぐらい獲得しています。
今回は何を言いたいかというと、
- 別に逆張りしなくても、普通にトレンドに乗って順張りをすれば問題なく勝てる
- 張りエントリーした思考の結果、どんなことが起きるのか
- 結局この相場ってどうするのがベストだったのかというと、見送る場面だったよね
最後には、最近の相場を見る上で自分の中で養えた感覚についてもお話します。これについては個人的なことなのであまり関係ないです。
総じて、爆益相場では単に、「トレンドに乗って順張りトレードさえ守って、待てれば」簡単に利益は取れるということになります。では詳しく解説していきます。
トレンド相場は、順張りだけをすれば簡単にFXで勝てる
まずは、この相場はトレンドに乗って順張りをすれば勝てたよね、という話。
まず順張りトレードの方がトレードしやすいです。
シナリオの立て方は、これをみれば考え方がわかります。誰でも簡単に真似できるトレードシナリオの作り方です。まずこれをしていれば負けないです。
トレンド相場のエントリーポイントはどこにあったのか?
この日のエントリーは推奨されているところ全部で4つ、すべて順張りです。売りのポイント1つを狙うより、買ってうまくいく確率の方が高いんですよね。
なのに、私がこの日取れたトレードっていうのは、売りの1回のみ。なぜこうなってしまったのか、というと、条件によっては売りを考えていた、ということに尽きます。
条件によっては売りを考えるということが、その前後にトレードに対してどんな弊害を生むのか説明していきます。
トレンド相場での逆張りを考えると生まれる弊害
では逆張りをしたことによる弊害について説明します。逆張りをする、というよりも逆張りを考えるだけで、結構巻き込み事故的になってしまうこともあります。
逆張り思考は、トレンドの順張りのエントリーポイントを逃すことになります。(こちらの方が安全なのに)
まずは何と言っても、エントリーポイントを逃す、ということです。こちらの方が、前提の値動きを見る限り安全なのに、売りたいと考えてしまうと、慎重に売るタイミングを探してしまうんですね。そのために時間を使って、安全な買いエントリーできるポイントをみすみす逃すことになります。
短期的に売りも買いも考えていて、ということもありますが、このような細かく上下に動くような相場では、結構狙いにくいのかな、と思います。
そのうえで、どうして売りエントリーをしたのかというと、やはり抵抗となりそうな相場だったので値動きを観察する必要があったんですね。
売りなら時間をかける必要があったんですが、条件に当てはまったので、そのままエントリーしましたが、今考えると、トレードする条件に当てはまっても、前提の値動きを考えるということをすると、控えるべきだったなと思います。
頭の中にあったのは、どこかで値動きが一休みするのかな、ということですが、これは値動きに慎重になるのはすごくいいことなのですが、それが売りを考える、ということになるのは危険、ということです。
その結果、どんなところでエントリーしそうになったのかというと、売りを考えていた部分もあったので、値動きを慎重に見ていたので、他のポイントでももしかしてエントリーできるかな?とチェックしていたんですが、例えば
- フィボナッチリトレースメントFR61.8付近でのタッチ(こんな手法はないのですが)
- 実際に下降してきたときの戻し
- 実際にエリオットから下降してきた時の戻し
ここらへんでエントリーしてしまいそうな気もしてました。
2つ目のポイントでは、これは下降が始まるには早すぎるます。
3つ目のポイントでは、これは安値を割っていかない戻しなので、様子見しました。
理由があるのでエントリーはしませんが、早まればエントリーしてしまっていた危険性もあるなと感じます。ただ実際エントリーして、うまい具合に利確できてしまっていると、次の沼にハマってしまいそうになります。
トレンド相場で逆張りが成功すると、目線がぶれるようになる
というのは、売買の目線がぶれがちになるんですね。迷いが出てくるようになります。
どこでぶれているなと気が付いたのかは、この上昇を見たときです。
下降を全て戻しているので、チャート上にも「この動きが正しいのかも?」とメモ書きしてありました。
下降で利確できているので、その目線が、一旦の正解になりやすいことがとても危険です。そのあとの戻しでもエントリーしたくなります。
一応タイミングを取るときのエリオット的な形も出ているので。視野が狭くなると、こういうのを数えてしまいます。
この目線がぶれる沼に早とちりして陥ると、エントリーしても失敗して、損切りすることになります。
よく逆張りをした時に、そのあとの動きを見て、自分のトレードが正解だったのか確認します。ほとんどの場合、順張り方向に動くの、早く直さないと痛めに合うかもな、、、と考えています。
逆張り思考でいると、トレンド相場の順張りエントリーポイントをみすみす逃す
結果、どんなエントリーポイントを逃したのか説明します。
ここでは、実際に上昇相場なので、下降をしていかないところを見て、ここでエントリーするのが良いエントリーポイントとされています。
ですが、勉強会での推奨としては「見送る相場」ということなんです。
上昇相場なので、このような節目の難しい局面でのトレードなんてしなくていいんですよね、今までトレンドに素直に乗ってトレードしていたら、それだけで爆益になっているので、無理する必要はないんです。
どうしても難しそうな相場というのは、狙い通りにトレードしたいという気持ちににもなってしまいますが、それは危険ですね。息長くトレードするのであれば、難しそうな相場は避けるようにして、リスクの低い相場ばかりを選んでトレードをするのが、勝ち続けられるトレーダーでもあると思います。そうなりたいですね。
トレンド相場でのシナリオの立てやすさやトレードのしやすさはある意味、勝てる目印
最後に、最近の相場を見る上で自分の中で養えた感覚についてです。
最近思うのは、頑張ってシナリオを立てるというのは、その時点で何かトレードをする場面でもなさそうだな、と思います。頑張ってというのは、無理くりに考えてということです。
シナリオやトレードをするときには、シンプルに考えていて、シナリオも立てやすく、トレードもしやすい、そんなときには勝てるトレードができるように思います。
ただ、楽をすればいいのか?というとそういうわけでもなくて、シナリオを立てるときには手順に沿って、考える要素はすべてつぶしますが、こねくり回して難しく考える必要はないし、そのようなひねって考えるようなトレードは、トレードをする場面でないってことです。
シナリオの立てやすさ、トレードのしやすさは意外と大事だなと思っています。
ということで、今回は逆張りもできるけれど、それよりもトレンドに乗って順張りする方がはるかに楽、という話と、逆張りトレードすることによる弊害について話ました。