FXで失敗しない売買の目線の切り替え方は2つのポイント

今回は、相場で「よくある売買の目線の切り替えパターン」についてです。チャートを見て勉強してても、いまいちつかみにくいところはあります。

売買の目線を切り替えるって難しいですよね。すぐにこうだから目線を切り替える!とははっきり言えるものは少ないんですよね。リアルタイムでチャートを見ていて、値動きの中で少しずつ確証を得て、だんだんと売買の目線の軸足が移っていく、そんなイメージです。

FXで失敗しない売買の目線の切り替えには、2つのポイントをおさえよう

これはポンド円1時間足チャートですが、6月29日での目線の切り替えの話です。

ポイントは2つ

前回安値付近を着目すること。これは5分足レベルではなくて、1時間足レベルや4時間足レベルの話です。ここの流れが大事。
5分足レベルで止まるなら、目線切り替えをする。長期的にではなく一時的に売買の目線を切り替える、ということです。


所属しているFX勉強会ではメインはデイトレなので、短期的にそのポイントで売買の目線を切り替えることがあります。もちろん大きな流れでの目線もしっかり持っているうえで、判断します。

大きなトレンド転換は後にになってからしかわかりませんが、デイトレレベルの、5分足トレードの一時的なトレンド転換や目線切り替えであれば、ある程度対応できるようになります。

今回はこの相場についてやっていきたいと思います。後付けでもしっかりとチャートを見て考えてみて、染み込ませることが大事と、自分に言い聞かせながらやっています。

こんな相場を見たら機械的に考えられるエントリーパターンがある


まずはこのチャートを見て何を考えるのか、ということです。

1時間足チャートを表示させています。

このチャートを見て機械的に考えられることは2つです。

1時間足では売りが強い。だから売り目線。
だけど、下降トレンドの下のほうになるので、安易に売りはできない、ということです。
この2つ目が大事です。

売り目線なら誰でも考えられますが、トレードをする上で注意すべきところもしっかり考える必要があります。


トレードの基本は、押し目買い、戻し売りです。

これを頭に入れて、先ほどのチャートに戻ります。

この状態で1時間足で売りを考えるとなると、戻しを待つか、ブレイク気味なエントリーになると思います。

下降しているんだから、安全なのは戻し売りです。

現状のチャートの状態で、すぐに売りエントリーするのは、いつ上昇が発生するのかわからないので、危ないです。

1時間足では売りが強いが、今すぐ売れるようなチャートの値動きではないとわかります。

ではそのほかに何に着目してチャートを考えるのか?ということです。

ここで出てくるのが、前回安値です。

5分足レベルではなくて、1時間足レベルとか4時間足レベルの大きい時間軸で抵抗になりえるところです。

しっかりと「値動き」を観察する必要があるんですね。

で、そこから売買の目線をどのように持っていくのか、ということなんです。目線の切り替え方ですね。

目線を切り替えるには前回安値付近の値動きを観察すること

ここは1時間足レベルの安値付近です。ここから5分足と並行してみていきます。

値動きの観察方法の一つ目。

安値付近では何もするべきではない、と知りましょう。

まずは値動きのじっと待つのが基本です。

なぜならば、見てわかるように、下の方すぎる。

ブレイクエントリーになってしまいますが、ブレイクエントリーは危険度が高いのでできるだけ控えます。

となると、今すぎには何もできることはないですよね。

だからまずは、待つ、何もしないのが第一優先です。

値動きの観察方法の二つ目。

時間軸という、いわゆる横軸を必ず考慮する、ということです。

これがポイントである、5分足レベルで止まるなら、目線切り替えをする。長期的にではなく一時的に売買の目線を切り替える、ということにつながっていきます。

この5分足で止まるってことなんですけど、それでも止まるって言っても波を小さく打ってますよね。

何かというと、1時間足レベルの前回安値付近を注意して今は観察しているのですが、5分足は止まったように見えるけれど、小さい波はありますよね。

このような時に安値を確かめる動き、「隙間」を埋める動きがあるかもしれないので、5分足で止まった~!と早めに買うのはNGなんです。

先生はよく「隙間」を嫌がります。

確かに200MAまでの隙間とか、良く効くフィボナッチリトレースメントFR38.2まで到達してない時って、そのあと隙間を埋めるときがあるんですよね。

なので、「隙間を埋める動きがある」とどこかで思っていると、エントリーが待てるようになります。

ここからはよくあるケースです。

5分足レベルで止まったら買う!というときに一番わかりやすいのは、前回安値まで到達して止まる、時間をかけている、最高なのは右肩上がりで止まっているのが切りあがっていく、その場合にはすごく良いチャートの形なので買いますよね。

チャートを見ていても、これ以上下がらない形といえるものですよね。

過去チャートでも同じような場面を見ていると、波は同じ形をしていますので、ぜひ見てみてください。

ここまでで、直近の下降が強かったとしても、5分足レベルでどのようなことを確認したら買っていいのか?ということを説明しました。

実際のチャートでも割っていかないので、このエントリーポイントで買うのが正解です。

私の場合には余力トレードを良くするのですが、この相場においては、直近の下降が強かったのもあり、少し上昇しても下降することが考えられるので、ここでの買いはあまり良いポイントではありませんでした。

これは5分足レベルで止まるなら、目線切り替えをする。長期的にではなく一時的に売買の目線を切り替える、ということでもあります。

このエントリーポイントが上昇の余力のトレードなんですけど、

難しいのは、すぐにエントリーしなくてはいけない、利確もさっさとする、ということが大事で、様子を見ながら考えることができません。

早い判断が必要なので、もっと安全なエントリーポイントを狙っていきましょう。

この相場では直近が売りが強く、少し戻したのであれば、売り!というのが自然な考え方です。

なので、少し戻したので、できれば高いところから売る。

この後のエントリーポイントは、この抑えられているフィボナッチエクスパンションFE161.8で止められたののを見て、売りエントリーもすごくいいポイントでした。

今回のポイントは、どのように売買の切り替えをするのか?ということでしたが、ポイントは2つ

前回安値付近を着目すること。これは5分足レベルではなくて、1時間足レベルや4時間足レベルの話です。ここの流れが大事。

5分足レベルで止まるなら、目線切り替えをする。長期的にではなく一時的に売買の目線を切り替える、ということです。

この相場のそのあとの流れです。

5分足での動きを確かめて、売りが強いのであれば、止まったのを確認して、できるだけ下から買います。

少しもどしたら、1時間足の流れでは売りが強いので、あまり高い位置で買うのはお勧めしません。売りたい人たちが待ち構えている場所です。

そして短期的に目線の切り替えをしたけれども、やっぱり上昇していかないのであれば、根拠もあつまっているフィボナッチエクスパンションFE161.8から売り、という流れでした。