今日はトレンド相場の相場で押さえておきたいポイントをご紹介します。
下降トレンドが好き!と言う人もいますが、逆に苦手な人も多いですよね。
では、下降トレンドをどの様に捉えていったら良かったでしょうか。
今回は下降トレンドに関して押さえておきたい5つのポイントについて紹介します。
どれも、エントリーに絡むものになりますので、是非最後まで御覧ください。
トレンド相場で気をつける5つのポイント
まずはトレンド相場についてのポイントです。
トレンド相場でのポイントは次のとおりです。
- 目線は固定(つまり順張り)
- 下げた先では余計なことをしない
- だろう売りはしない
- しっかり戻しを待つ
- 抜けた戻しから
順番に確認していきます。
まず、目線は固定ですが、特にFXを始めたばかりの方や、中々勝てない方に多いのが、下がっているのに逆張りを考えてしまう場合です。
私も経験があるのでよく分かるのですが、「これだけ下げたんだから、そろそろ上昇するだろう」とか、「節目のポイントに来たんだからここは反発するに違いない」と思って逆張りでエントリーする場合です。
例としては、次の場面です。
1.トレンド発生中は目線は固定(つまり順張り)
ここは、1h足でFE161.8のポイントになりますが、通常であれば売り手が決済したり、買い手が逆張りで入ったりしやすい数値になります。
レンジ圏や下降の戻りなどの転換の予測値として利用すると便利です。
このラインで何度も止められるなら買いを検討したり、またはもたもたせずにピンポイントで買ったり値動きを見ながらトレードをします。
しかし、これをトレンドが出ている時に逆張りとしてやってしまうと突き抜けてしまうことがよくあります。
トレンド発生中には、必ず抜けていかなければ行けない節目ポイントが、たくさんあります。
どこかでは反発する可能性がありますが、それがどこかは誰にもわかりません。
安易な逆張りは、即退場の可能性がありますのでやめましょう。
2.トレンド発生中は下げた先では余計なことをしない
次に、下げた先では余計なことをしないですが、
これはわかりやすい節目のポイント到達付近では売ったりしないということです。
1つ目に上げた逆張りの話にも繋がりますが、節目のポイントというのはいずれかには反応することが高いです。
そんな反発の確率の高い付近から売りをするのもまた自殺行為です。下げた先というのは利確ポイントであって、追撃で売っていく場所ではありません。
しっかり抜けてからその戻しで入るようにしましょう。
3.トレンド発生中はだろう売りはしない
3つ目は、だろう売りはしないですが、これも本当によくある失敗ケースです。
ちょっとだけ節目のラインを割ったから下がると思い込んで下がるだろうという売りです。
相場全体が下降中であれば、そのポジションは保有していればいずれは利益になる可能性がありますが、このように何度も反発やもみ合いに巻き込まれる可能性があります。
この相場の場合は、直近の値動きが全部戻してきています。
ということは、まだ買い手も残っており一旦上昇する可能性があります。
抜けたからと言って安易に戻り売りをするのではなく、相場の値動きをしっかり観察して入りましょう。
4.しっかり戻しを待つ
そして、ここからはエントリーに関してです。
下降トレンド中のエントリーで最も重要なことは、戻しを待ってから売るということに尽きます。
ここまで見てきた3つの失敗しやすい例とは異なり、値動きの動きだけではなく、補助となるインジケーターも効きやすい事が多いです。
何度も紹介されているものとして、例えば
- FR38.2まで戻してから
- 200MAまで戻してから
- トレンドラインの上限まで戻してから
- FE161.8まで戻してから
こういったインジケーターに加えて、
- 値動きがエリオットのような5波を作ってきたら
- 波をつけずにグイグイFR38.2まで上昇してきたら
- 何度もライン付近で止められるなら
と言った値動きを組み合わせていくことでエントリーが容易になります。
この例の場合、1時間足のFR38.2まではかなり距離があるため、5分足でタイミングを探します。
フィボナッチリトレースメントは、高値が複数あるので参考値として利用しています。
このFR61.8付近とFE161.8付近、この辺りで上げ止まるようなら売っていきたいです。
相場は、波をつけて上昇し、FR61.8付近で何度も押さえられました。
ここから売っていくことが出来ます。
5.抜けた戻しから
5つ目は、抜けた戻しから入る。
最後のは王道です。抜けた戻しから入っていくパターンです。
4つ目とにていますが、こちらはグイッと下げた後の最初の戻しの部分となります。
こういう場合は、値動きをしっかり観察して入ります。
例えば、小さなエリオットでカウントをとったり、フィボナッチリトレースメントを補助で使います。
しかし、大事なことは値動きです。いきなり戻すこともありますので、しっかり右の方まで待ってから入っていきたいです。
その後の方が、トレンドライン、エリオット、FR61.8とタイミングが取りやすいですね。
しっかり上がらないことを確認して、右の方からエントリーです。
6.絶対やってはいけないナンピン
私が過去にやった口座破綻の実体験でもあるのですが特にトレンド相場でのナンピンは絶対にやめたほうが良いです。
あなたは、この相場がどこまで下がるかわかった上でトレードができるでしょうか?そして、ナンピンを始めたときに最初からそのつもりでエントリーできるでしょうか?
多くの場合は、思いつきでこれ以上下がらないだろうと追加でポジションを持ったりしているはずです。下がれば下がるほど、ポジションを持てば持つほど考える力を失っていきます。
メンタル崩壊(笑)状態となり、最後にありったけのロットで入り、口座破綻という話は、本当によくあります。
たいてい、2,3回上手く言って自分は大丈夫と思っている方多いんですが、いずれ順番は回ってきます。
そうならないために、しっかりとFXの勉強をして、来たるべき相場に備えてくださいね。
今回はトレンドで注意すべき5つのポイントをお話させていただきました。
トレンド発生中というのはどうしてもエントリーしたくてウズウズしてしまいがちですが、守るべきポイントを無視してトレードすると、相場から一発で退場させられるぐらいのダメージを追います。
是非、これらを参考にトレードに生かしてみてください。