今回は、FXでの相場の死亡率が高い、口座破綻しやすい場面を紹介します。まずはここを知って、避けるだけでも損失がなくなると思います。
また最後まで見ていただけると死亡率の高い相場で、どのように対応するのか、という解決策まで出していますので、ぜひ見てみてください。では早速いってみましょう!
FXで知らないと損をする、口座破綻率が高い相場
まずは最初にドドンっとFXで知らないと損をする口座破綻しやすい相場を並べていきます。4つ挙げてみます。すべてポンド円5分足チャートです。全てに似たような相場です。
全てここ1ヵ月程度のものですが、結構似たような場面があります。
共通点はわかるように、直前の上昇が強い、5分足チャート200MA上向きでの200MA付近での値動きです。相場解説はそれぞれ、後半にやっていきます。FXで口座破綻しやすいのは、どのような状況なのか?
FXで口座破綻しやすいのは、どのような状況なのか?
死亡率が高いのはここですよね。
口座破綻の原因は
- 売り買い売り買い、細かくいろんなことをしようとする
- 複数ポジションや、両建てしちゃって損切りばかりになりやすい場面
- 思い付きエントリーしやすい場面
このようなことが挙げられます。
FXで口座破綻しやすい罠を知らない人は損してしまう
なぜそうなるのか?というと、
- 直前の上昇と、200MAというインジケーターしか目に入っていない。
- 相場もどっちに行くのか迷っている値動きは、世の中の多くの人も迷っているので値動きは上下しやすい
- 自信もてるトレードシナリオがない
- 相場の経験数が足りないということがある
- トレードシナリオを作っていたとしても、トレードシナリオはないトレードをやってしまうときもある
これらに当てはまっていませんか?
FXで知らないと損をする、口座破綻率が高い相場での解決策を見つける
一番良い解決策は何かというと、すごく乱暴ですけど、このような相場になったら1日チャートを閉じることをお勧めします。
勝ちトレードしたいのに、チャート閉じたら勝てないと思う人がいると思いますが、勝つよりも負けないことが大事、損失を出さないことが大事。むしろ勝ち負けよりも、正しいやりかたを身に着けてから相場を見てみるのが大事です。
1日経つとわかりやすいチャートに変わります。大切なことを説明してから相場解説に移ります。
FXで口座破綻しやすい人は、エントリーポイントを見逃すことを病的に嫌う
大事なことなんですが、初心者トレーダーがかかる病でよく言われるのが、「相場を見逃すことを病的に嫌う」という症状です。エントリーしたいんですよね、早く勝てるようになりたい、これが損失になります。相場の事実として、エントリーすればするほど、リスクは上がります。
FX勉強はやはり、勉強にかける時間というのも大事ですが、学習中のベクトルはあくまでも自分の勝ちやすい相場を見つけて、勝てるようになることなんです。
チャートと向き合う時間とか、リアルタイムチャートでの判断はとても重要ですが、見てしまうとエントリーしたくなってしまうときもありますよね。
特に、しばらく良いエントリーポイントを掴めていない、とか、負けトレードが続いている、とか。そういう時は、次こそは!とか損失をカバーしたい!とかトレードに関係ない余計なことをやりがちなんです。だからといって、FXの勉強を辞めてしまうのでは意味がないのですが、自分がやりやすい対策方法を見つけましょう、というのが必要だと思います。
FXにおける課題は克服して解決していく必要がありますが、苦手な相場や自分が失敗しやすい相場であれば、離れればいいだけなんです。ただこれをサッとできることが少ない、とも思います。
わからない相場で、無理くりにでもトレード根拠をこじつけてしまうと、何時間も待たされたり、ろくなことになりません。
この相場になったら美味しい場面を逃したとしても、1日見送ってみてください。1日たてば本当にわかりやすい相場になります。
私が入ってるFX勉強会だと1週間ってエントリーポイント結構あるんですよね。1日3~4個あったら、20個近く。数個のエントリーポイント逃したとしても、全然大丈夫なんですよね。エントリーポイント逃すよりも、損失になる方が嫌だと思いませんか?
相場の事実として、エントリーすればするほど、リスクは上がります。だからこそ、わかる相場まで見送りましょう。
FXでわからない相場になった時、損をしないためにできること
ただ、このような相場が巡ってきたときのためにできることはありますよね。例えば、チャートを比較して検討してみることです。
意味のある数値や箇所に到達した付近での値動きであれば、このような相場では簡単に綺麗なチャートにはなりにくいのかもしれません。もみ合うことを前提として考えるといいと思います。リアルタイムチャートでの判断はとても大事ですが、対策するにあたって十分な過去チャートでの場面をピックアップして自分なりに回答を持つ、ということを大事にしてみてください。