今回は「負けを最小限にする損切りと利確の考え方」というテーマでお話します。
これ、見てください。
なんと、一回も負けてないんですね。
過去の自分、8年前一生懸命1年間勉強しても、全く勝てなかった自分と比べると全勝なんてペテン師だろ!と思うぐらいありえないことなんです。
こんなに勝てたこと1回もありませんでした。
奥さんにもこの画像見せた所、「誰のですか?photoshopで画像いじってるんじゃないですか?」と言われたので、実物を見せた所びっくりしていました。
この成績自体は結果論なわけですが、最近のトレードというのは、やはり以前と違って安心してポジションを保有できることが多いからです。
僕が今絶対的に安心感を持ってトレードが出来る2大柱について解説します。
損切と利確を分けることで負けを減らすことも出来る
私はエントリーポイントが全てで利食いや損切りはあまり重要視していません。
普段は2-30pipsを一つの目安に直線で利食いをするように心がけています。
損切りは、1h足の直近高値を目安にしています。
FXの勉強を始めたばかりの方はこれでいいのですが、とはいえ段々回数を積み重ねてくると少し工夫が出てきます。
今は、2タイプでおおよそに分けていてこうです。
FX負け減らすための考え方1:順張りの場合
順張りの場合は波をつけながら上昇していくので、値動きが上下に振れます。
なので、5分足レベルの波の安値の下に損切りを入れていては、カットされることもあります。
なので、基本は1時間足の直近高値、この場合だと、ここです。
結局こういうところでエントリーする時、というのは環境認識とエントリーまでの条件をすべて満たしたから行っているので、
よっぽどのことがない限り損切り位置まで落ちることはありません。
むしろ、こういう時によく失敗していたのは、例えばこういうところでエントリーしてしまったとき。
ずっとポジションを持っていないといけないんですよね。
こうなると、目線が段々自信を持つことができなくなって、例えばちょっとの戻したところで建値決済をしたりだとか、
浅い損切りでなんとなくしてやったりという感じで名人様気取りになるわです。
勉強会に入る前の自分というのは、この建値決済が癖で利食いも数pipsということがよくありました。
これは、エントリー位置が悪かったというのが結論なわけですが、当時は最適なエントリーポイントを勉強することが出来なかったんですよね。
建値決済、その後、期待していた動きをして、あーなんで損切りなんてしてしまったんだろうと悩むことの連続。
これではいつまで経っても上達しないわけです。FX勉強中はとにかく建値は悪と思ってエントリーしたらその値動きを観察する事が大切です。
それでは、先程の損切りの例です。4時間足から
上昇の勢いがありますが下げていきません。押し目候補が出てきたら1時間足でシナリオを立てて買っていきたい場面です。
そして、1時間足はこちら。
ちょうど上昇はFE161.8付近まで来ていることが分かります。
下からトレンドラインを引いてみるとしっかり効いていますね。
であれば、トレンドライン付近まで下げたら買っていくことができそうです。
では、虫眼鏡の5分足で見ていきます。
上昇後の戻しの部分に下降のエリオットが引けます。落ちた先はトレンドラインにしっかり乗っていることが分かりますね。
そして、4-5波の部分は更に小さなエリオット波動が出来、下降が終わったことを示唆しています。
であれば買っていけます。陽線が出てから利確は直近の下降の付近まで。FE161.8などでも利食いをしますが今回は遠いので手前の方で決済です。
損切りは、冒頭の通り、5分足の下ではなく、1時間足の安値の下ですね。
FX負け減らすための考え方2:逆張りの場合
2つ目の考え方は、FEやFR等決まった数値からの反発を狙う5分足での逆張りはライン付近でエントリーし、抜けたら損切る。
利確は、逆張りなので20pipsを目安に。変な期待をしない。
例えば、こういう場面です。
僕はこの下げた先でエントリーしました。ここがじゃあどんな場面だったかというと。4時間足を見てます。
下降後の戻しの場面なのですが、安値を割りに行くような下げがずっとないんですね。でこの辺りでようやく少し下げてきてくれたんです。
下がったら買いたいと思っていたので、1時間足でどこまで下がったら買えるかを見ていきます。
こちら1時間足ですが、下降の目安を探すにはいつものやつです。そうですFE。
直近を見ると売りの勢いが強いですが、下がったら買いたい場面です。
どこまで下がるか目安を引いてみましょう。
ここですね。ちょうどここにFE161.8反発が期待できる場所になります。
ここは、前回の上昇の起点ともなり、一気に抜けていくと言うよりは、一度反転が期待できそうです。ライン引いておきます。
5分足を見ていると下降の勢いが強いですね。
ここの波に当ててみると、どうでしょうか。FE261.8 でちょうど1hの161.8と重なっています。
であれば、ここから買いがグイッと入ってくることが期待できそうです。
実際僕は、ここでエントリーをし、利確は24pipsほどで利食いしました。
以前良く失敗したことに、例えば、ここの波にFRを当てて、FR38.2からは売り手が入ってくるから、そこまでは伸ばせるのでは?
というトレードをしていたのですが、毎回都合よくそこまで上昇しないんですよね。
漏れなく売りの勢いが再度強くなり、損切りをしていました。
損切りもこのようなラインからの反転を狙ったトレードは、この場合だと直近の売りが強いように勢いよくズバッと抜かれることがあります。
なので、例えば、この上昇の安値はこのへんだからと100pips近いここに設定すると結構痛い損失を出してしまいます。
タイプ2は他にも、レンジの上限や下限等で下がらないことを確認してからエントリーする場合も、同様に抜けたらサッと損切りする前提で入っています。
FEはどこにでも引けてしまうので、5分足だけを見てトレードするのではなく、1時間足の節目の中で重なるようなら等使っていきます。
今回は負けを最小限にする損切りと利確の考え方についてお話させてもらいました。
初心者や、今まで勝てないトレーダーが考えがちな勝てない思考というのは、相場の環境や値動きにあったエントリー、そして利食いや損切りが出来ていないことにあります。
エントリー位置が悪いから、ポジション保有中に迷って早めに建値や利食いをして本来伸ばせた利益が伸ばせなかったり、
値動きが多少ある場所でも、損切りを浅くしてしまうことで、プラスになるところがマイナスになってしまったりしています。
そうではなく、
まずは、しっかりとエントリー後は保有すること、そして損切り位置はしっかりと余裕を持って取り組むことをおすすめします。