「最近トレードを絞ることができるようになってきましたが、今度は絞りすぎて入れなくなりました。どうしたら抜け出せるでしょうか。デモトレードにも関わらずビビっている気がします。」
えっ?何言っているのかよくわからない?
と思うかもしれないのですが、かつての私は、本当にデモトレードにも関わらずエントリーができなくなっていました。
ある程度経験がある人なら理解してもらえるんではないでしょうか?
今回はエントリー恐怖症について解消をご紹介します。
エントリーができないのは「気合が足りない」
かつて私が悩んだときは、このように考えていました。
- 過去にFXで失敗していることによるイップスなのか?
- 負けるのが嫌だから?
- 緊張しているのでは?
今読み返すと、格好つけてる感じでなかなか笑えるのですが、書いているときは真面目に考えていたんですよ。
特に最初のは、過去にリアルトレードで行っていた際に、よく起こった事だったので今回もそれなのかなと内心思っていました。
しかし私がたどり着いた答えは、
「気合です」
そこには裏付けがあります。
なぜそもそもトレードするのか?
「トレードを厳選して入ること自体は良い。ただし、厳選しすぎて入れないのは、気合が足りない、儲ける気がない、つまり勉強する気がない」
「負けてもいいから気合で入るしかない。これはメンタル本を読んでもどうにもならない」
トレードそのものに躊躇してしまっているということは、相場から利益を出すことができません。
そして、そもそもトレードの学習をしているのに、トレード自体ができていなければ成長することができません。
それってつまり、学習する意欲がないということですね。
トレードの学習をしているので、勝ち負け関係なく、ルールに合致したら入る、それだけだったのです。
自分都合に楽なことだけを選んでいては成長しない
都合のいいこと、楽なこと、自分のやりたいこと、今の(足りない)脳みその中でしか信じられないもの興味を示さない。取り入れない。
それ以外の言った大切なことは尽く無視する。やりたがらない。
自分の内面に、自分のトレードに真正面から向かえない。
だからトレーダーとしていつまでも強くならない。
私もまさに、ここにハマっていました。画像にして投稿するのは面倒だからやらない。でも、検証自体はやっているから問題はないはずと。
でもどうでしょうか。これだと、実際に検証していることを言語化してアウトプットするというプロセスが抜けてしまっています。
最近、ケーススタディをちゃんと投稿するようにしました。
ちゃんと、1日分ごとに文字を起こして、画像に書き込む。
たった数日分なんですけどね、私の学習ストックがこれまでより増えました。
私は各インジケーターや相場状況ごとに知識を貯めるようにしているのですが、アウトプットを丁寧にするようになってそのストックへの追加が増えています。
アウトプットする際に、このケースはこのパターンにはまるんじゃないか?って一個一個検証するようになったからです。
なんだか言い訳ばっかりでしたね笑
どうでしょうか?あなたは楽なことだけを都合よく選んで行っていませんか?
もしかすると私のように、楽なことを選んだ結果、見逃してしまっていることや、できないと思いこんでしまっていることはないでしょうか。
素直に学習しているつもりでも、勝てていない人は、どこかで都合よく捉えてしまっている可能性があります。
私の場合、トレード回数が少なかった分、利確・損切りの実践が進んでいませんでした。
エントリーできない理由を、メンタルの問題と捉えてしまった結果、無駄な時間を費やしてしまいました。
一つ一つ確認してみたら、与えられた学習自体しておらず、また、そもそもチャートを監視することすらできていなかったという事がわかりました。
今更気づいたのもどうかと思いますが、質問会の際に、滑稽で恥ずかしいから質問しないという選択をしていたら大変なことになっていましたね。
だって、成長が止まったままなことに気づかずに時間だけ過ぎていったわけですから。
- 〇〇のルールは全部エントリーする。
- 負けるけどそこから値動き等を勉強
- 負けると記憶に残るトレードしないとそもそも勉強にならない
勝ち続けているトレーダーは、当たり前のようにデモトレードでしっかり学習されていますね。
トレードができないという題材を使いましたが、お伝えしたかったことは、都合の良い部分だけ切り取って正しい学習ができていますか?という問いかけでした
是非ご参考になれば幸いです。