FXトレーダーがやってはいけないトレード思考パターン

今日はFXトレーダーなら、やってはいけない、これをやっているなら今スグ見直したい11個の考え方・トレードについて話します。

  • 伸びた先になってようやく何かをしようとする
  • 上昇(下降)している場面で逆張り
  • わからない相場をなんとかトレードしようとする
  • 当てずっぽう、だろう買い(売り)
  • レンジ相場、タッチでエントリーでモタモタする
  • 名人様
  • 下手くそなトレードを隠す
  • 他人と比較する
  • 毎日続けない
  • 最低限のルールを守らない
  • メンタルに逃げる

勝ち続けるトレーダーを目指していくためにも是非覚えていってください。

【トレード面】FXトレーダーがやってはいけない思考

前半はトレード面です。どんどん行ってみましょう。

 

上昇(下降)している場面で逆張り

上昇している場面で逆張り。これは学習者ならほぼ通る道。

「パターンがでたから売りだー!上位足上昇してるけどちょっとぐらいなら取れるだろう!」

言ってる自分がソワソワする。本当に何回やったんだという残念な例。

結果は、バイーン。さようなら。

解決のポイントは、相場の流れに逆らわないこと。

上昇の勢いが強いならまずは、その流れに乗っていく。余計なところで逆張りをしない。

これは、何度言われても自分は本当によくやっていました。

ひねくれ者の末路は常に口座破綻です。自分の過去トレードを見直して見ましょう。

わからない相場をなんとかトレードしようとする

相場には4つのパターンがあります。

上昇トレンド(買っていく)、下降トレンド(売っていく)、レンジ(レンジ戦略を取って上から売る、下から買う)、そして、わからない(手を出さない&観察する)。

例えば、この相場のように、グイグイ上昇してからの下降の場面。

なんだか売りに勢いも出てきていますが、売りますか?

上昇が強い相場であれば、ちょっと戻したぐらいでスグに売り!と決めつけて売っていてはいつまで経っても初心者トレーダーを脱出できません。

相場には「わからない」時期があるということを知ることがこの問題のヒントになります。

僕も昔は相場を全部紐解くことが出来ると思っていました。質問すれば全部答えがあると思っていました。

でも実は、それは違いました。

「わからないところは分からないで良い。手を出さない。分かるまで、証拠が出るまで待てばいい」

これが正解。

格好つけて何でも読み解いてやろうとする必要はないということです。

当てずっぽう、だろう買い(売り)

これもよくやってしまうケース。当てずっぽうで、下がるだろう。抜けるだろう。ここまでは行くだろう。隙間は埋めるだろう。

例えば、こういう相場のように、直前の安値付近までは下がる「だろう」と思ってエントリー。

こういうときって、なんか根拠のない強い確信的なものを感じることがありますが、結果は、バイーンと損切り。

思い込みが先行してしまうと、直近の値動きなどを全部見落としてしまうことがあります。

解決のポイントは、上位足で今自分がどこにいるのか、そして直近の値動きはどうなっているのか。

 

レンジ相場、タッチでエントリーでモタモタする

4つ目はレンジ相場やタッチエントリーでもたもたする

レンジ相場は上から売って下から買うが基本。

レンジは永久に続くことはないので、いずれは当然どちらかに抜けていきますよね。そういうときはたいてい力強い。

だからもし、レンジ戦略で失敗したらいつでもサッと抜けられるように準備が必要。

だからこそ、レンジ戦略ではモタモタせずにさっさと入る。

つまり、レンジ戦略は、このまま上に行ってしまったらサッと抜けなければ行けないのでできるだけ高い位置から入らないといけないということです。

同じ様に、移動平均線200MAタッチと言った、ラインタッチでの反応を取る超逆張り。これもモタモタしてエントリーしてはいけない。

 

【学習面】FXトレーダーがやってはいけない思考

ここでは紹介しきれないぐらいありますが、今回は自分ができなかった代表的な5つを紹介。

 

下手くそなトレードを隠す

学習者の中には、クソトレードを恥ずかしいといって隠す人がいます。

それは、やらないほうが良いと思います。(やってはいけないとまで言われているわけではないので。)

先生の言葉に「ドリル」というものがあります。

これは、「できていない」試練は何度でも訪れるというもの。

そのクソトレードは、必ずまた再現します。

デモトレードの練習中には運良く再発しなくても、リアルトレードで再発することも普通によくあります。

隠す、臭いものには蓋をすると表面的にはうまく言っているように見えますが、本質は改善されません。

僕も、学習報告でクソトレード含めて出していますが、動画でも何度か大損失や口座破綻のトレードを紹介しています。

これは、自分にとっては「ドリル」を改善するチャンスが来ているからです。

真剣に向き合って初めて、一歩先へ進むことができます。

他人と比較する

僕自身も結構他のトレーダーと比較して落ち込んだり、悩んだりしたことがありました。

そりゃ、自分が負けたところで、全く逆のポイントでエントリーして勝っているトレーダーがいますから。

自分の経験から言うと結構漠然と悩んでいました。なんでAさんみたいに勝てないんだろうと。

後から入ったBさんは資金2倍を達成しているのになんで自分だけ・・・。と。

自分の場合の解決のポイントは2つあります。

1つは、漠然と考えるのではなく1つ1つ課題に落とすこと。後述のトレードノートを使ってじっくり原因と向き合います。

もう1つは、その人に聞けるなら聞いちゃうということ。

 

毎日続けない

FXは思考の連続です。1日30分でも良いので続けることです。

  • 1日30分を続けなさい
  • 小さな習慣

毎日続けることの大切さは僕が話すより本を読んだほうが早いです。おすすめ。

最低限のルールを守らない

これは、FXをやめたほうが良いです。いつも言われます。

FXは趣味のパチンコやお遊びではありません。FXはトレーダーになることを諦めましょう。

次のメンタルにも繋がります。

メンタルに逃げる

最後に大事なこと。

FXの勉強やトレードが上手くいかなくなることはよくあります。

僕も専業トレーダーになるために学習中の立場として時々訪れます。

でも、メンタル逃げて、できない自分を卑下したり悩んでいてもトレードは一ミリも上達しません。

「メンタルに逃げるな」解決策の一つとしてトレードノートをつけることをおすすめします。

悩みやうまく行かなかったトレードについて「なぜ」うまく行かなかったのか、思考を書き出していくことで、頭の中だけでグルグルしていたことが、

整理されていくはずです。

もう一つは、余計な不安や間違った考えを取り除くというもの。

 

今回は、僕が実際に先生や勉強会の仲間からアドバイスを貰ってなんとか改善していけた、FXトレーダーならやってはいけない11個でした。

是非参考に慣れば幸いです。諦めずに頑張っていきましょう!