今回はFXが上手くなるために必要なことです。勝てない人は、まずはこの2点だけでも意識すると勝てるシナリオを作れるようになります。
- 世界中のトレーダーと目線を合わせるようにすること
- 危険だな、とか怪しいと思う相場を察知できるようになること
この2点です。今回もチャートを使って説明していきたいと思います。ぜひ最後まで見てくださいね。
FXで勝てない人に必要なことの一つ目
世界中のトレーダーと目線を合わせるようにすること、とはどういうことなのか説明します。
値動きはジグザグしていますが、チャートはシンプルで買いが強いのか、売りが強いのかの2択です。そしてどれぐらい強いのかという程度問題を考えることがトレードにつながります。
なぜチャートが動いていくのかというと、買いたい人が多ければ上昇するというような当たり前な動きをしています。
チャート上の力関係は、多数決で決まっていくものです。そのため、多くのトレーダーと同じものの見方をできるほうが有利になっていきます。なので一つ目は世界中のトレーダーと目線を合わせるようにすることを意識することが大事です。これをどうやるのか?というのも説明していきます。
FXで勝てない人に必要なことの二つ目
2つ目は、危険だな、とか怪しいと思う相場を察知できるようになること、です。
わからない相場というのはありますよね、どれぐらい理由付けてもわからないものはわからないです。相場に絶対的に正しいというのは「ない」と教わっています。だからこそ、自分で危険な相場や今はトレードを控えるべき相場と、怪しさを察知できるようになる必要があります。
そうすることで稼いだ利益を、無駄に相場で出してしまうことが少なくなります。
FXで勝てるようになるために、相場解説をしながらシナリオを考える
今回はトレードがうまくなるために必要だと思う2つのことを相場を使って解説していきます。
4時間足チャート、1時間足チャート、5分足チャートを載せました。
一旦、レートの目的地っぽいところに到達してしまったように思うので、今後の値動きのトレードシナリオをどのように作っていこうが考えていました。
FXで勝てないときには難しい相場や危険な相場を察知できていないことがある
まず、なぜ難しいなと思っていたのか、危険な相場だと思っていたのか、説明します。説明する理由としては、トレーダーは察知能力もトレードを控えるためにも必要だと思っているからです。
フィボナッチエクスパンションFE161.8付近から上昇して、その後も継続して買いが続いているのですが、4時間足チャート200MAを明確に強く抜けていかないので、売買の判断が難しい、ということがわかります。
直近は上昇の力が強そうなので、買い目線で5分足チャートでタイミングを取ろうとすると、下降の始まりに明確な山がないので、フィボナッチエクスパンションも使いにくいです。
更に、値動きの下げ方が、ダラダラ下げているので、明確な波が判断しにくくてエリオットが数えにくいんですよね。
5分足チャートの200MAの傾きも作用していないし、一度200MAを下に抜けると、なかなか上がっていけない、という値動きになっていました。
直近が買いが強いので、タイミングが合えば買える場面を探そうとしても、通常だと、細かくエリオットを数えたりとか、ジグザグ下降してきてフィボナッチエクスパンションの良い値で止まったらエントリーとか、そのように考えるのですが、この相場はではそれが通用しませんでした。
また1時間足チャートで見ると上昇した先っぽなのでうまいタイミングで入らないと、値動きが逆行するので慎重に見極めたい相場でした、だから難しいな、と感じていたわけです。
FXで勝てない人がどうやって売買の判断をすればいいのか?
では、その時にどうやって売買の判定をするのか?チャート上から証拠を積み上げるのか?ということが大事です。
ここで、「世界中のトレーダーと目線を合わせるようにすること」というのが出てきます。
今まで相場を見てきて、買いっぽな~とは思っていたのですが、そのあと100pips程度直線的に下降しました。さらに迷いますよね。
こんな中で、私の場合はどうやって「 世界中のトレーダーと目線を合わせるようとしたか」ということなんですが、5分足チャートで少し相場を進めた、ここの停滞からの上昇で、やはり買いなんだな、と思いました。
どのポイントから上昇しているのか確認することで、相場の力がどっちの方向に動きやすいのか考えたりします。
ではどのポイントとから上昇したのかを確認するために、1時間足チャートで見てみます。5分足チャートのここの上昇は、1時間足チャートで見ると、ここからの上昇です。
ピンクのフィボナッチリトレースメントは4時間足チャートの最安値付近から当てています。5分足で確認していた上昇は、フィボナッチリトレースメントFR38.2付近からです。
一応青いフィボナッチリトレースメントも当ててみたりしてました。青いもので考えると、5分足で確認していた上昇は、フィボナッチリトレースメントFR61.8付近からです。
また、明確な谷ができていたので、そこに緑のフィボナッチエクスパンションを当てています。そうするとちょうど買い手が入りたくなるフィボナッチエクスパンションFE161.8からの上昇だったんですね。
またそれまでの値動きの流れも、戻しが深くならないまま、上昇を続けて、200MAの傾きの上で推移して、下降の勢いが強かった割に大きく下に割っていかないな、と考えていました。
このように実際にどこからレートが上昇して、どんな意味のあるポイントだったのかを考えると、世の中の多くのトレーダーの多数決がどちら方向に傾いているのかわかることがあります。
ただ視野が狭く小さくならないように気を付ける必要があります。後は、買い目線続行で相場観察してチャンスを待つだけです。
FXで勝てるエントリーポイントはどこなのか?
ここで買い根拠が厚そうな場所から実際にレートが上昇したのを確認してから、エントリータイミングを取っていきます。
この後は、相場でいつもよく見る流れだと思います。
5分足チャートで200MAに乗ってきて、大きく下に割っていかないことが確認できます。
わかりやすくエリオット的に下降しているので、カウント(エリオットの5が4と記載されています)して、直前の100pips程度の下降が少し目立っていて直線的なので、しっかりと値動きが止まったことを確認してから、赤い矢印で買いエントリーするのが良いエントリーポイントです。利確は目立つ下降の高値付近ぐらいがベストです。
今回は勝てるシナリオを立てるために大事なことを2つ挙げました。
- 世界中のトレーダーと目線を合わせるようにすること
- 危険だな、とか怪しいと思う相場を察知できるようになること
では、これからも勉強頑張っていきましょう!