FXで稼げる時間帯はあるのか?この話はネット上でもよく話題に上がります。
結論から言うと、あるかもしれないけど、知らなくても勝てます。
となります。
夢のような勝てる時間帯があるのではと、期待させてしまったかもしれません。しかし、断言できますが、そんな時間帯を探すよりも勝てる手法を練習したほうが100倍効果があります。
とはいえ、そんなこと言ってしまうと、話が終わるので今日はなぜ時間帯を気にする必要がないのかというお話をします。
また、あえてこの時間帯にトレードする必要もないよねというのもあるので併せてご紹介します。
FXで稼げる時間帯はあるのか?結論「知らなくても勝てます」
こんなこと言っていますが、昔は僕自身凄く気にしていました。
例えば、東京時間からロンドン時間に切り替わるタイミングで抜けていった方向にエントリー
といった手法をやっていた時期もありました。
他にも、〇〇通貨は東京時間は動かないから、夕方以降だけチャートを見たほうがいいと言われて、そうしていた時期もありました。
あるいは、指標カレンダーを横に、★が3つ以上のものは相場が荒れやすいと聞いて手を出さないようにしてみたり。
ネットにも良くありますよね。
これらを気にして勝てるようになったかというと、勝てませんでしたし、今考えるとほんと時間の無駄使いをするのが好きだったなと感じます。
今は、ロンドンやニューヨーク時間というものを気にしていませんし、ほとんどの指標も意識していません。
今僕はタイに住んでいますが、正直、何時がどれに該当するかもよくわからなくなっています。それぐらい意識していません。
FXのトレードにおいて時間帯は不確定要素
やはり、考えることが少なくシンプルであることが重要です。
時間帯を気にするということは、つまり、休日や指標など出来事を盛り込んでいく必要があります。
それはつまり、複雑にしているということです。
トレードは、凡人はシンプルに行う必要があります。勝てていないトレーダーほど複雑にしています。
時間帯を気にするなら次の3つを意識しろ!
- 週明け月曜日の朝
- 金曜日深夜
- 雇用統計・FOMC
月曜日の朝は、窓を開けることがよくあります。
勉強会には窓埋め手法はないのですが、世の中的に窓を埋める動きをしやすい習性もあることから動きが値動きが読みづらい事があります。
良くフィボナッチを利用しますが、窓開けは各社で始値が違ったりすることもあり信憑性がやや怪しいです。ラインが本当に有効かというとどちらかといえば参考値として利用しています。
わかりにくい時はあえて手を出す必要はありません。
そして、金曜日の深夜。これはポジションを翌週に持ち越さないようにするためです。
週末はトレーダー側でポジションを触ることが出来ません。不測の事態に備えて手仕舞うかそもそも触らないようにしています。
雇用統計とFOMCはお祭りですね。よくわからない動きをすることもよくあるので、一応時間だけチェックしています。
いずれの時間帯もやってはいけないというものではなく、わかりにくい動きをすることがあるので注意するというものです。
FX学習はできるだけシンプルに何度も繰り返す
まずは、学習の面。
ほんと凄くシンプルなことなのですが、
チャートでの練習をする時に時間帯という余計なことを考えなくていい!
考えることは相場の値動きとテクニカルだけです。
チャートでの練習、僕らはケーススタディとよんでいますが、これは5分足だけを見て行うことではないですね。
当然4時間足、1時間足、5分足と順番に見ていくわけです。
毎回、〇〇時間なんて気にして練習をするのですか?
〇〇時間だけはこういう形が出やすいと言って、練習をするのですか?
僕は普段仕事だからニューヨーク時間だけ検証しようとかと言った無駄なことを考えなくていいんです。大体こういう事やる人に限って有給の時に下手なトレードして無残に散っていきます。(僕のことです。)
ちなみに今、僕は練習と言っていますが、これは、誰かが確立した手法があって、その通り出来るようにまで練習するという話をしています。
もし、あなたが、YouTubeなどの動画を見て、「あー〇〇時間はこういう形が出るから勝ちやすいのか」と思ったとしても、それは、本当にそうなのか、まずは一から検証を行う必要があります。
検証と練習は違います。
検証は、それが正しいかを過去に向かって、未来も含めて仮説が正しいか行うことです。
練習は、正しいお手本や既に検証された手法を、自分で使いこなせるように何度も繰り返す事を意味します。
なんとなくこの時間帯が勝ちやすいと知って検証から始めていたら、練習して自分の物にできるまでには、2,3年では済まないかもしれません。
トレード中にやってくるチャンスは時間帯は関係ない!運です。
僕は自宅でチャートを開きながら仕事をしています。
なので、朝起きてシナリオを立ててから寝るまでチャートにアラートをセットして適宜見ています。
時間帯というのは関係ないです。
予めシナリオを立てたテクニカルの位置まで来て、値動きが良ければエントリーをします。
条件が合致しているのに、〇〇時間だから動かないだろうとか、ボラティリティが低そうとか、余計なことは考えません。
僕がやっているのはテクニカルを意識したトレードであり、相場がそれに合致すればチャートは必然的に動きます。
仕事の会議で見れない時は、終わってから、用事がある時は帰ってきてから確認します。
重要なラインからの反転を期待する場合は、指値を入れておきます。
東京時間とか関係なくチャンスはランダムにやってくる。いつチャンスが来るかは運。
以前は出社しており、夜しか見れないこともありましたが、最近常時見ていていると本当にそう思います。
あー、せっかく仕事から帰ってきたのに、全然チャンスが無いよ。自宅で仕事している人たちはいいよな!
確かにそう思っていました。専業を目指すなら昼夜見た上で一番いいタイミングでエントリーするのがいいのは間違いありません。
でも、そう言っていた頃の自分に限って、夜の美味しいところをもれなく緊張したり、自信がなくて入りそこねていました。
夜しかトレードが出来ないのであれば、そのチャンスを必ず取れるようにしっかり練習することが一番大切です。