私流のトレンドラインの引き方について解説します。
下のチャートが私流で引いたトレンドラインです。
少しわかりにくいですよね?
ところが、これを引くといろんな場所でめっちゃ効くんです。
今回から3回に分けて、トレンドラインの引き方についてお話をしていきます。
1回目は、トレンドラインの引き方です。
FXのトレンドラインの引き方とは?
トレンドラインは人によって引き方が違う?ヒゲ?実体?
トレンドラインをどう引くかという話なのですが、もうほんとにいろんな引き方がありますよね。
こんな感じで、ヒゲ先で引くでしょうか?
ここれだと足を割り込んだので角度を下げますか?
それとも、こんな感じで実体同士で引きますでしょうか?
私自身、初心者の頃からいろんなFX手法を見てきたので、ラインの引き方については、本当に個人差があるなと感じています。
私流のトレンドラインはこう
私流のトレンドラインについては冒頭でも紹介しましたが、こんな感じなんです。
なんか色々突き抜けているどこれって何?
と思われる方も多いかもしれません。
ところが、これ、かなり効くんです。で、使いみちも一般的なトレンドラインとはちょっと違います。アップグレード版みたいな感じです。
トレンドラインはヒゲも実体も含めた帯として考える
この引き方は、ピンポイントで捉えるというよりは、むしろこの帯を捉え、そのポイントで反発するかを確認するための引き方となります。
中にぐっと入り込むことで、これまでの引き方だと反発しか捉えられなかったのが、こういう感じで引きつけて引きつけて、下がらないことを確認してから入ることができるようになります。
トレンドラインを使ったエントリー例
こういうのを見ると、じゃあどこでエントリーするんだと言う話になるのですが、もちろんラインだけではエントリーしません。
上位時間足を元にシナリオを立てた上で、ラインや他のツールと組み合わせてエイントリーを行います。
例えば、この場面では1時間足はこのようにエリオット波動4波目からの上昇の場面、つまり買いが入りやすい場面です。
なので、下がったら買っていきたい場面です。1時間足で引いたトレンドラインに達するにはもう少し時間がかかりそうですね。
5分足を見て見ると、高値からフィボナッチエクスパンションが引けます。売りが利確しやすい、つまり買いが入りやすい161.8に到達しています。
なので、下がったら買っていきたい場面です。1時間足で引いたトレンドラインに達するにはもう少し時間がかかりそうですね。
5分足を見て見ると、高値からフィボナッチエクスパンションが引けます。売りが利確しやすい、つまり買いが入りやすい161.8に到達しています。
つまり上位足の押し目を狙ったエントリーができそうです。
この時エントリータイミングを取るのにトレンドラインが使えます。相場は3という数字が好きで、今回のように3回ぐらい下がらないことが確認できると反転することが多いです。
なので、このあたりでぐいっと上昇する手前ぐらいから入れそうですね。
利確ですが、1時間足のエリオットが5波目の場合、高値を更新できるかわからないので、高値手前で決済すると良さそうです。
トレンドラインの引き方解説(初心者向け)
さて、ここからは実際にトレンドラインを引いてみたいと思います。
ちょうど、先程使った5分足が、ヒゲも沢山あって練習に良さそうですね。どの時間足でも引き方は同じです。
トレンドラインの引き方3つのポイント
引き方ですが、ポイントは3つあります。
1つ目は先程から出ているようにヒゲ先では引かないという点です。
先程の例だと、ヒゲ先で引いてしまうと、こうなってしまいトレンドラインが終わってしまいます。
引き直してみてもやはり、広くなりすぎて使い勝手が悪そうです。
2つ目はできるだけ多くの、実体の内側やヒゲ先を通していきます。
ちょっと拡大してみていきますが、このあたりのヒゲの内側や、このヒゲ、また、このあたりの内側ですね。
実際には全部通せるといいのですが、大体の場合は、きっちり引くことはできません。
なので、3つ目のポイントは全体の最大公約数を考えて引いていきます。
このチャートの場合は、沢山山があるので全体を見ながら通していけるといいですね。
では、どうなったかと言うと、かなり効いているのがわかります。
ここは、窓開けで下から始まっていますが、ぐいっと戻ってきていますね。
実体の内側も効いているのがわかります。こちらのV字方も効いているのがわかりますよね。
もう一つやってみたいと思います。
先程のポイントのように、ヒゲ先には引かず、実体やヒゲの内側を意識しながら最大公約数的に引いていきます。
そうするとこんなラインが引けますね。
このラインは、その後もしっかりと未来でも効いていることがわかります。ラインに3回はねられているこのあたりからエントリーできますね。
次回は、今回のポイントを元にどんどんラインを引いてみたいと思いますのでお楽しみに。