FXでのトレンドラインの引き方第2回目です。
今回は、私流のトレンドラインをこれでもかと言うほど引いていきます。
まずは、ラインを引いていく前に3つのポイントをおさらいです。
- ヒゲ先では引かない。
- できるだけ多くの、実体の内側やヒゲ先を通す。
- 全体の最大公約数を考えて引く。
では早速練習して行きましょう!
第1回目はは以下からご覧ください。
トレンドラインの練習事例集
トレンドライン練習1
できるだけヒゲと実体の内側を意識しながら全体を通していきます。
一つに目を向けすぎると他とのバランスが取れなくなりますので、できるだけ最大公約数を意識したラインの引き方をする必要があります。
トレンドライン練習2
根本の実体の部分ばかり意識すると、ふわふわとしている中間にあるヒゲなどを見落としてしまいがちです。
中に入りすぎるのもあまり良いとは言えませんが、できるだけ全体のヒゲや実体を意識してひいいていきます。
こういうケースは練習が必要ですね。
トレンドライン練習3
ヒゲ先で引くと捉えられない波も上手く捉えられていることがわかります。
FX勉強会での内側に入った帯を意識するような引き方は、こういうケースで強い力を発揮します。
トレンドライン練習4
窓開けが大きい場合は、始値あたりも意識して引いていきます。世界中の人達がどう見ているか、個人差が大きい部分になりますので、できるだけ帯で考えていく方が良さそうです。
このラインは、とても効いていて、その後も下落の最後まで効果を発揮していますね!
トレンドライン練習5
あまり水平になりすぎるラインは効きにくいこともあります。今回は3回目まで効いています。
トレンドライン練習6
これもよく効いていますね。ここまで見ていると気づくかもしれませんが、少し抜けてから押し戻される感じがラインがより効いている感じがしますね。
トレンドラインを抜けたからブレイク!と捉えるのは少し早いかもしれません。
しっかりと抜けきったことを確認することで、無駄なエントリーを抑えることができそうです。
トレンドライン練習7
このケースは最初に引いていたものを大きく抜けてきたときです。
上から引く場合と、途中から伸ばす場合がありますが、今回は上から引いたラインが良く効いていますね。
何度も引き直していく中で最適なラインを見つけていきましょう。
トレンドライン練習8
トレンドラインは、波の動きによって引き直していきます。
特に上昇や下落が強い時、フィボナッチエクスパンションなど他のツールが上手く機能しないときに効果を発揮します。
トレンドライン練習9
練習をしてもまだ迷うラインというのはでてきます。毎回微調整をしながら最新のラインに更新してもどちらが有効か悩むことはあります。
トレンドライン一本に頼るのではなく、複数のツールや時間足と組み合わせて考えていくことが必要です。
トレンドライン3回目となる次回は、トレンドラインの他のツールの組み合わせ方についてご紹介していきます。